イギリスは硬水地域と軟水地域がある
イギリスは硬水の国ですが地域によっては軟水のところもあります。ロンドンはイギリス地図の下の方にあるので、水は ‘強め〜かなり強め’ の硬水になります。
日本と同じようにスキンケアをしていたら肌も髪も可哀想なことになりかねません( ; ; )
https://www.bristan.com/hard-water-map
イギリスの硬水地域での水には気をつけなければいけません。硬水はカルシウムとマグネシウムが多く含まれる水で綺麗だから飲めると言う人もいますが、イギリスの硬水には石灰が混ざっていて、ライムスケール(limescale:石灰質の水垢)がつきます。
これを知らずに生活していた私の髪と頭皮は弱々になっていますが、スキンケアは比較的合っていると思うので次でスキンケアのお話をしたいと思います。
イギリスでの一般的なスキンケアと化粧水問題
イギリスに住む人たちのスキンケアでの大きな違いは ‘拭き取り化粧水’ が一般的です。
朝:拭き取り化粧水または洗顔 → 乳液または日焼け止め
夜:拭き取りメイク落としまたは洗顔兼メイク落とし →(美容液)→ 乳液
スキンケアのウェブサイトや海外の皮膚科医ユーチューバーはだいたいこのスキンケアルーティーンを紹介しています。※あくまでも基準なので人それぞれ違います
『化粧水問題。。(´・_・`)』
私がイギリスに来てスキンケアで諦めたことはしっとりタイプの化粧水を使うことです。その理由は簡単で、拭き取り化粧水はたくさんあるのに、しっとりタイプの化粧水が売っていなかったためです。
ですが今となっては、拭き取り化粧水を使ってて良かったと思っています。上で説明したように、イギリスの水は石灰が混ざった硬水ですので、その成分や汚れを取り除くためにも ‘拭き取り化粧水’ を使うのが一般的だそうです。
しかし最近は、日本の化粧品や韓国の化粧水を売っているお店も結構あります。日本の商品だとハダラボ、無印良品、資生堂、ミノン、SKーⅡ、キュレルをロンドンのお店やオンラインで見かけたことがあります。
実は結構あるんです。韓国の人気商品も売っているので、私が知らなかっただけで、実はしっとりタイプの化粧水は簡単に手に入るんです。ですが、化粧水に限らず日本では安い商品でもイギリスでは高い!ので私はイギリスかヨーロッパで作られた商品を使っています。
あと、船輸送で長い時間海の上を旅して運ばれてきたという点も私が日本の商品を買わない理由です。
イギリスで化粧品を選ぶ時の注意
イギリスに売ってある海外の化粧品は化粧水だけに限らず、日本の製品に比べると化学物質が多く含まれていたり、フレグランスなどの香りが強かったりします。そのため、私はいつも商品についている材料(ingredients)を見るのと香りの有無(fragrance free)を必ずチェックしています。
『敏感肌はもっと注意!』
イギリスの敏感肌用の化粧品には注意が必要です。
イギリス(海外)の商品は日本の商品に比べると化学物質とフレグランスが強いように、商品に ‘敏感肌’ と書いてあってもフレグランスなど他にも化学物質が弱めに含まれていたりします。
面倒ですが、商品を買うときは後ろの材料(ingredients)を見るように注意してください。
化粧品の呼び方
日本でも英語表記の商品は多いのでほとんど名前は同じですが、イギリスでの化粧品の呼び方を紹介します。
Toner:化粧水
Moisturizer:乳液
Serum:美容液
Face wash / Facial wash:洗顔
Sheet face mask:顔パック
Cotton pads:コットン
Shaver:電動カミソリ
Razor:カミソリ
以上、簡単にお話ししましたが、イギリスに限らず硬水地域では水の取り扱いに注意が必要です。イギリスの硬水の恐ろしさを知らずに過ごしていた私は、特に何も注意をしていなかったヘアケアには後悔しています。ですが、なってしまったものは仕方がないので、これからどう改善していくかを考えていきます。